距骨サミット2020開催!
2020年1月26日(日)、ホテルニューオータニ東京にて「距骨サミット2020」を開催させていただきました。
「足元から健康へ」をテーマに、全国から医師や治療家が一堂に集結し、想いや情報を共有する熱気あふれる会となりました。
開会の挨拶
志水代表による開会の挨拶で幕を開けた距骨サミット2020。
トップバッターは当協会の専務理事で距骨調整の総合プロデューサーでもある、株式会社COMPASSの山本代表より「距骨の可能性」についてお話いただきました。
第一部:距骨の可能性
治療業界は、大きな変革期を迎えています。今こそ一致団結して変わらなければならない。ここにいるわれわれが変えて行こう!
5年の歳月をかけて「足元から全身を整える」距骨理論®︎が完成しました。高単価・高価値の「自費メニュー」として業界に新たな可能性を示していきます。
距骨グループは同じ志を持った「運命共同体」。誰かが困っていたら助け合える、われわれは決して困っている仲間を見捨てない。不安な時代にこの繋がりこそが財産です。
これからも医師やアスリートをはじめ、様々な業界と垣根を超えて繋がっていきます。世の中へ「足元からの健康」を届けるために。
第二部:治療家の覚悟
2番手は、本日のメインゲスト、元アップルジャパン社長の山元賢治様より「治療家の覚悟」についてご講演いただきました。
アップル復活の舞台裏や、日本人として外資系企業のトップを歴任してきた山元氏の実体験から出る言葉に会場中が胸を熱くしました。
「The Only Constant is Change」
世の中でたったひとつの真実は、変わり続けるということだけ。
変わることをやめた時に生物は絶滅していく。変わることを恐れてはいけない。
「情熱を注ぐ」
情熱を注げることを仕事に、自分にとっての達成感とは
好きで選んで治療の道に入ったのなら目の前の仕事に情熱を注ごう。自分もコンピューターのエンジニアとして目の前の仕事に情熱を注ぎ続けてここまできた。
「楽しく死ぬ」
墓場にお金も名誉も持っていけぬ、1分でも1秒でも楽しい時間を
仕事での成功が全てですか?どういう生き方を望みますか?成功者と言われるあのスティーブ・ジョブズでさえ死の間際に想ったことは大切な人との時間だった。
「主語を”I”で話す」
逃げない姿勢が周りを変える、いつでも責任をとる覚悟
日本人に圧倒的にかけていること。胸式呼吸の言語は一見優しく聞こえるが口先だけの無責任な言動になりやすい。世界では日本人はコミットしない無責任と思われている。自分こそが責任を取るという覚悟を。
「Representativeたれ」
所属しているだけでみんな代表者。プロとして患者さんの前に立つなら院の代表者。距骨を使うのであれば志水代表と同じ立場。当事者意識を忘れてはいけない。
「猛烈な好奇心を持つ」
世界で活躍するリーダーに共通している資質。猛烈な好奇心を持つものが世界を変えてきた。
他にもたくさんの覚悟をお話いただきましたが、あっという間の60分で、終了後は「自然と涙が出た」「もっと聞きたかった」「また聞きたい」というたくさんのお声をいただきました。
第三部:最新の足治療
最後は、吉原院長から日本でも数少ない足の専門家として、医師の視点から見た足の治療のあるべき姿と現状の問題点についてお話いただきました。
日本は、世界に比べて圧倒的に足の専門家が少ない。筋力の低下が1番の問題。医師には医師の得意分野と不得意分野があり、柔整師には柔整師の、鍼灸師には鍼灸師の得意分野と不得意分野がある。全てを抱え込むのではなく、業界を超えて連携することが大事。全ては患者さまのためになるか?という視点で考えるべきだ。
日本は世界的に見て「高齢化」の先進国。世界中が日本の動向に注目している。もし足元から高齢化の対応策が作れれば世界に発信できる可能性がある。
外反母趾は、遺伝や生活習慣が原因と言われているが、骨の変形が遺伝によると証明された事実はない。高齢者だけがなるわけでもなく、若い子でも外反母趾になっている。もっと早い段階からのケアが必要。
一貫して患者さま視点を貫き、業界の垣根を超えて連携を推進する吉原医師と、これからも密に連携をとりながら新たな地域医療の体制を構築していきたいと感じました。
最後はみんなで記念撮影。お集まりいただいた皆さま、誠にありがとうございます。一緒に日本の健康寿命を足元から支えていきましょう!